【研究ノート】
江戸時代後期における遊女町の人口構造
 -長崎港寄合町を事例として-……………………………………… 小野田 一幸
 Ⅰ.はじめに
 Ⅱ.寛政9年『寄合町元来宗旨踏絵帳』からみた人口構造
 (1)『寄合町元来宗旨踏絵帳』の概要
 (2)人口構造の具体的様相
 Ⅲ.寛政9年における動態的人口の観察
 (1)出生と死亡
 (2)寄合町からの転出
 Ⅳ.天保義民碑4年『寄合町宗旨改踏絵張』からみた人口構造
 (1)『寄合町宗旨改踏絵張』の概要
 (2)人口構造の具体的な様相
 (3)遊女屋奉公人の人口動態
 Ⅴ.天保3年における人口動態の観察
 (1)出生と死亡
 (2)家持層(除遊女屋)と借家層の移動実態
 (3)遊女屋の遊女・禿・家内の移動実態
 Ⅵ.おわりに

【書評】

三木一彦 著『房総半島で講はいかに継承されてきたか
   -信仰の地域誌』<シリーズ日本の地域誌>……………………………原 淳一郎

エリゼ・ルクリュ著,柴田匡平訳『ルクリュの19世紀世界地理
   第2期セレクション2 南米アンデス地域―南米総説,アンティル諸島,
   ベネズエラ,コロンビア,エクアドル,ペルー,ボリビア,チリ―』
          ……………………………………………………………… 三木 一彦
学会記事