- 序 太田晃舜 1~2
- 古代の直線国境について 服部昌之 5~29
- 古代東北における城柵と郡界に関する問題 山田安彦 31~60
- 元禄国絵図の調製と国境整備-筑前福岡藩の場合- 川村博忠 61~75
- 空間的広がりとしての近世郷域と明治地方行政領域の整合関係-因幡国の場合- 白石太良 77~98
- 出羽・越後国境の研究-鼠ケ関地区- 林正巳 99~111
- 明治前期における地方行政区画の変遷 佐々木清治 113~140
- 島根県の行政区画制定の過程と県域をめぐる係争について 池田善昭 141~156
- 朝鮮における一九一四年の行政区画改正について-郡区画の検討を中心に- 山田正浩 157~179
- デンマ-ク・ドイツ国境の成立とその性格 村井誠人 181~204
- 海洋境域の変遷とその趨勢 太田晃舜 205~229
- 政治区画境界線の根拠 大越勝秋 231~240
- 政治区画の幾何形のモデルと測定 梶川勇作 241~257
- 伊達・南部藩境の集落 池田雅美 259~280
- 四谷林業とその地理学的意義 松村安一 281~301
- 興津川下流地域における農業水利秩序の変質 五味武臣 303~321
- 会務報告 323~327