- 序 稲見悦治 1~2
- 災害による国府の移転 木下良 5~24
- 水害発生常習地の歴史地理学的研究に関する課題 山田安彦 25~55
- 岩手県における冷害と対策について 池田雅美 57~72
- 多摩川の水害と万葉歌碑について 矢嶋仁吉 73~82
- 近世九十九里浜の不漁に対する領主と漁民の行動 菊地利夫 83~100
- 干拓新田における災害の歴史地理-三河国平七新田を例として- 村瀬正章 101~118
- 輪中の災害と治水-宝暦治水以降の水論について- 伊藤安男 119~137
- 長島輪中地域の水害と新田開発の歴史地理 伊藤重信 139~158
- 高須輪中の水害についての考察 松原義継 159~179
- 藩制時代における海岸砂丘防災林の造成事例 立石友男 181~199
- 明治二二年十津川水害 籠瀬良明 201~225
- 昭和三十六年伊那谷集中豪雨における小渋川流域の崩壊災害について 千葉徳爾 227~248
- 揖斐川上流の木地屋集落の崩壊過程-小津の場合- 田畑久夫 249~271
- 明治初期における家島諸島の三つの浦-その集落間の異質性を問題にして- 平岡昭利 273~294
- 会務報告 295~300