- 序 矢嶋仁吉 1~2
- 歴史地理学の伝統と課題―中国地理学史よりアジア地域の課題に及ぶ 米倉二郎 7~19
- 歴史地理学における最近の動向 菊地利夫 21~48
- 歴史の地理的基底―歴史地理学への断想 中田栄一 49~68
- 歴史地理学における考古地理学の任務 小野忠熈 69~78
- 自然環境と人類のかかわりあいの史的研究序説 安田喜憲 79~113
- 都城的集落の機能と象徴 山田安彦 115~149
- 南海道の駅路―阿波・讃岐・伊予・土左四国の場合 日野尚志 151~177
- 近世甲府城下町における都市構造の変容過程―人口推移を中心に 土田良一 179~194
- 榛名山南東麓における井出村の集落移動 南雲栄治 195~222
- 近世村落の性格形成と育成林の展開に関する要因―遠江国小川村を事例に 細井淳志郎 223~245
- ムラヅクリ後の木地屋集落の変貌―糸魚川市大所木地屋の場合 田畑久夫 247~268
- 家制度と村落社会―四国山地における隠居制山村の場合 橋本征治 269~292
- 九州中部山村の社倉の分布とその意義 牧野洋一 293~319
- 明治六-一〇年の町村合併と新町村名―合成名称と人為名称を中心として 井戸庄三 321~333
- 会務報告 335~341
- 歴史地理学紀要(1~20)総目次