[特集 シンポジウム「災害・防災への歴史地理学的アプローチ」]
- 趣旨説明 災害・防災への歴史地理学的アプローチ 小林茂・磯望 1-3
- 島原半島における眉山大崩壊による津波の高度とその範囲 赤木 祥彦 4-19
- 歴史資料としての絵図・絵画等に見られる自然災害の解析-主として弘化四年善光寺地震を例に 古谷 尊彦 20-26
- 陸域地震と活断層の分布相関-地震災害軽減のために 松田 時彦 27-33
- 洪水と橋の強度-1957年諫早水害の例を主にして 山口祐造・木下良 34-46牛痘種痘法導入期の武蔵国多摩郡における疱瘡による疾病災害 川口 洋 47-64
- 災害と近世社会-「大変」の構造 江藤 彰彦 65-78
- 寛政地変再考-赤木祥彦報告によせて 隈部 守 79-81
- 災害絵図研究の視角と課題-古谷尊彦報告によせて 吉田 敏弘 82-85
- 歴史地震資料と地震災害-松田時彦報告によせて 額田 雅裕 86-89
- 災害履歴と防災-山口祐造・木下良報告によせて 春山 成子 90-93
- 疫病の歴史からみる生活と意識-川口洋報告によせて 鬼頭 宏 94-96
- 江藤彰彦報告「災害と近世社会『大変』の構造」によせて 米家 泰作 97-100
- シンポジウム「災害・防災への歴史地理学的アプローチ」講評 太田 一也 102-104
- 島原大変絵図資料集(抄録) 吉田 敏彦 105-131