- 序 谷岡武雄 1~2
- 解題-歴史地理学研究における空間認知- 竹内啓一 5~14
- 森の民としての日本人の空間認知-縄文人の空間認知をめぐって- 安田喜憲 15~38
- 空間意識のパラダイムと古代エジプト文明理解の新見地-空間意識としての"Ba"と"Ka"をめぐって- 佐々木卓也 39~62
- 伊勢野考-『播磨国風土記』に表現された「野」の"イマ-ジュ"- 黒田晃弘 63~84
- 近世村絵図にみる空間表現の歴史的変化-播磨国「真広村絵図」の通時的分析- 五十嵐勉 85~108
- 絵図にみる近世河川航路の空間認識 小野寺淳 109~129
- 参詣曼荼羅にみる立山修験の空間認識 岩鼻通明 131~149
- 越中人の二十四輩順拝の旅 石崎直義 151~172
- 城下町の空間構造再考-城地・町地の面積比率の問題を中心に- 金井年 173~194
- 近世武蔵国佃島における集落の変容と空間認知 古田悦造 195~210
- 忌言葉「ヒロシマへ行く」にみる他界の認識像とその変化 小口千明 211~236
- 埼玉県東松山市における都心移動の空間認知に関する歴史地理学的研究 脇田武光 237~260
- 会務報告 261~262